ＭＲＩとは強い磁場を有するトンネルの中に入り、体の内部の様子を画像化する検査です。
身体の様々な断面像が磁石と電波の力で映し出されます。
放射線は使いませんので、放射線被ばくがなく、副作用も特にありません（検査時間約30分程度）。
中央放射線部HP

人間に聞こえないほどの高い周波数の音（超音波）を体の外から当て、反射した音から目的の部位の画像を作ります。超音波は人体に無害で、痛みもありません。体形による死角が生じることはあり得ますが、身体への負担が小さい検査です（検査時間20分）。
シルバープランでは半坐位法やミルクティーなどを用いた胃充満法（1,2,3)を追加した膵精密エコー検査を取り入れています。
1)蘆田ら　腹部超音波検査による膵癌スクリーニング　膵臓　32:30～37,2017
2)蘆田ら　体外式膵超音波走査法の工夫（膵精密エコー法）　胆と膵　2015; 36: 627-31
3)Ashida R, et al. The Role of Transabdominal Ultrasound in the Diagnosis of Early Stage Pancreatic Cancer: Review and Single-Center Experience. Diagnostics(Basel)2018;9.

超音波内視鏡検査（EUS）は超音波（エコー）装置が先端についた内視鏡を消化管から挿入して胆道や膵臓などの観察を行う検査です。
消化管の内側から検査するため、通常のエコー検査に比べてより詳細に病変を観察することができます（検査時間約30分）。
超音波内視鏡検査（EUS）